一年に一回の成年後見人更新研修がありました。
朝から夕方まで6時間びっしりです。

養成講座を受けたのが去年ですからもう1年。
見事に忘れています。

少し前に顧問先さんの方に、患者さんの成年後見人を付けたいのだけれどと、
問い合わせがありましたが上手く断った感じでした。
本当なら私がやります!とか社労士会で受けたいです!とかいうべきでした。
正直、面倒だしなぁって気持ちがないとは言えません。
反省です。

今回の研修でも、親族後見よりも第三者後見の方が増えているとのことでした。
一人住まいのお年寄りも増えているので、成年後見人は必要だと思います。

午前中は司法書士さんのお話をたっぷりと聞きました。
専門職と言われるのは、弁護士・司法書士・社会福祉士だそうで、それ以外の士業は専門職とはならないとのこと。
税理士さんも参加されていますが、イマイチのようです。
それに加えて、最近は行政書士さんの参加が顕著で、すごく頑張ってられるとのこと。
社労士はなかなか難しいようです。

京都では今まで3回の養成講座があり、計100人超の方々が受けられているのですが
今回来られたのは60人ほどでした。

登録してもなかなか後見人になるまでのハードルが高いようです。
昼からは実際に後見人になられている社労士さんのお話と
地域で社労士の認知度を上げるために奮闘されている先生方のお話でした。

午前中の司法書士先生もおっしゃっていましたが
法定後見人としては社労士は無理だろうから、任意後見人のほうを頑張ってはどうかと。
確かに裁判所が後見人を選ぶのですが、先ずは専門職と呼ばれる士業の方々を選ばれるのでしょう。
もっとニーズがあるのかと思っていましたが、そうではないと知り驚きです。
実際に成年後見人を付けた方が良い方々も多いのに・・・。

でもよくよく考えてみると、成年後見人がなぜ必要となったのでしょう。
昔は禁治産と言ったそうです。
まったくそういう制度がなかったわけではないのでしょうが
今ほど、一人暮らしの方々が多くはなかったのではないでしょうか。

お年寄りがいても、その財産を守る子供が同居していて
騙すような人が来ても追い払えました。
でも今は、お年寄りを騙してお金をとろうとする人が来ても、誰も守ってくれる人がいません。
施設に入ることになっても、契約してくれる人いなかったり
その費用の管理をする人もいない・・・。

悲しい気持ちになります。

そもそも、自分の父がアルツハイマー型認知症と診断されて
この先どうしたらいいのだろうと思い、
成年後見人になるためにはどうしたらいいのだろうと養成講座を受けたのですが
我が家のように母がいて、私たち家族が同居している場合は、必要ありませんでした。

独りっきりの方の場合は、成年後見人がお葬式をあげて斎場まで行き
お骨を一人で拾ってお寺に預ける…というところまでされたようです。
でないと、誰もしてくれる人がないからだそうですが
なんだかとっても寂しい。。。

実際に子供に障害があって、親が死んだ後のことを憂い
成年後見を付けるというのはよくあるのですが、
核家族になることで、お年寄りを守るために成年後見人が必要になるというのは
世の中の常とはいえ、ちょっと寂しい気持ちになります。

認知症が増えていくことでこれからももっと必要になるのでしょうが・・・。

成年後見人制度について考えるときに
いつも私は気持ちが暗くなります。
私だけかなぁ・・・。

この日は、とても雪が良く降っている日でした。

二条城 北大手門
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すっかり忘れておりました。
数か月前に終了しました。
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最終日にはキャリコンの講習に参加したため欠席し
後日、補講を受けて修了証書をいただきました。
会員登録は一応済ませました。

でも今は動くことが出来ないので、仕事をやめたら認定後見人をやりたいと思ったりします。
講習の際にも、社労士はまだまだ無理だということをおっしゃっていました。
私に声が掛かるようなことはないと思われますので、知識として持っていればいつか役に立つかなってことを思います。

近所でも認知症になり、一人っきりで住んでられるんだけど心配な人がいらっしゃいます。
行政も何度か来られているようですが、いろいろあって・・・。
財産もお有りなようで、誰かに騙されないのかと心配に思うこともあります。

高齢化社会ということで、何か出来ることをと思ったのですが
養成講座で成年後見人の大変さを知ってしまったので、私では力不足だと思い始めています。

いろいろと難しい問題がありますね。。。

それでもとりあえず、ひとつ終わりました。
心置きなく、キャリアコンサルタントの勉強が始められる・・・はず

そろそろ勉強やらないとなぁ・・・。

司法書士 : 成年後見人としての実務
        (職務全般・就任直後の職務・任務終了の際の職務)
社会福祉士 : 事例研究(精神障害者のケース)
社労士 : 事例研究(社会保険労務士業務と成年後見制度の関わり)

いよいよ成年後見人養成講座も大詰めです。
今日の司法書士の先生も、成年後見の申出書を作成できるのは弁護士、司法書士なので社労士は、もっぱら任意後見人のほうをされるのが良いでしょうとのことでした。

う・・・ん、やる気を削がれる一言です。
公証人の方も、社労士はまだそこまでの域に達していないとおっしゃっていましたし
実際はまだまだなんだと思ったりもします。

司法書士のリーガルサポートさんは成年後見を専門にされていますし
そのような方々にとって、新しく参入する新参者ってイメージなのでしょうか・・・。

昼からの社会福祉士さんのお話は楽しく聞かせていただきました。
元々は看護師さんで定年後に後見を始められたそうです。
バリバリされていて、こういった講演も手掛けてられるとのことでした。

言い方は悪いけど、「後見人はおもしろい」とおっしゃいます。
障害となると一番多いのは、統合失調症。
いろんな妄想に取りつかれてしまい、本人も本当に大変だそうです。
統合失調症の人にどう接したらいいのかということで
精神科の先生に言われた言葉を教えていただきました。

”妄想は否定しない、肯定しない、事実を伝え、そのしんどさに寄り添う”
認知行動療法という言葉も出ました。
こちらも産業カウンセラーの勉強時に習いました。

妄想であったとしても、本当のことのように感じてしまっているその気持ちの辛さを思いやる。
なるほどなあ・・・と思いました。

その社会福祉士さんはおっしゃいます。
自分の人生、そうそういろいろあるわけじゃない
成年後見人をすることで、いろんな場面に遭遇する。
その都度、いい経験をさせてもらえているとおもうと、とても面白いと。

すごい方です。

最後の社労士の方は、障害年金受給の申請もあったために
声を掛けられ受けられたそうです。
実際の受任から手続きのことなどをお話いただきました。

私も仕事を辞めたら、やってみたいと思うようになりました。
儲かるための仕事ではなく、自分の生きた証として何かがしたいと思うからです。
そういう意味で、産業カウンセラーとしてのカウンセラーもしたいのです。

世の中に貢献できたらいいなってことを思います。
ちょっと偉そうかな・・・。

来週で養成講座は終わりですが、来週はキャリアコンサルタント研修が始まります。
技能士としての今回の試験は見送りましたが、国家試験受験資格としての特別講座に参加します。

最後まで受けたかったのですが、とても残念です。

二兎を追う者は一兎をも得ず
そうならないように頑張らなきゃ!
本日の講義
行政書士 : 事例研究Ⅰ(死亡後の事務処理のケース)
弁護士 : 消費者保護に関する法制度
社会福祉士 : 成年後見人としての実務・身上監護について

本日も盛りだくさんでした・・・

机上の空論ではなく、実際に成年後見人として活躍されている先生方のお話しですから、
とても分かりやすく、かつ、真実味があり思わず引いてしまいそうになります。

昼休みには、お友達の社労士さんが
「私、絶対に成年後見人なんかやらない!」って言ってました。
綺麗な仕事でもなく、ちゃんとできて当たり前の仕事です。
なのに報酬はとても少ない・・・。

労務相談一日の日当の二回分もありません。

今日の先生のお話では、
身寄りがなくて葬儀も一人であげて、斎場までも一人で行き収骨し、お寺さんにお骨を渡したそうです。
収骨・・・

後見人は、被後見人が死亡した時にお役御免となります。
ところが、実際はそうはいかず、今度の民法の法改正でやっと死亡後まで手続きができ
相続人に財産を渡すところまでできるようになるそうです。

でも、相続人の一人が行方不明だったりするととても大変だそうです。

今日の先生のお話では、やはり弁護士さん、司法書士さん、社会福祉士さんが有力で
ややこしい状態で避けてこられた方が、行政書士さんのところに回ってくるらしく
初めの関わりの状態で拒否されたり、信頼関係を築くまでが大変そうです。。。。

今日も社会福祉士の先生がおっしゃってましたが
「受容、傾聴、共感、ラポールの形成から始まります」とのことでした。
これってこの1年、耳にタコができるほど聞いた言葉です。

精神障害の方の場合や、認知症が進んでいる場合など同じことを何度も繰り返すお年寄りにも、この姿勢で対応していくそうです。
精神障害のある方は、とても感情に敏感なので、こちらが「いやだな~」とか思ったりすると感じるそうです。

相手を受け止めること。
それは相手の行動やいうことの善悪を判断するのではありません。
産業カウンセラーの姿勢と繋がっています。

私も昼休みには、成年後見人なんて絶対にしたくないって思いました。
でも社会福祉士さんのお話を聞いていて、儲けるための仕事ではなく
目の前の人が後見人を必要とするならば、やってみたいと思うようになりました。

お話をお聞きしていると、精神的なストレス、金銭的な問題、物理的な問題が出てくるようです。
わがままな私がもし出来るとしたら、それは精神的に成長できるかもしれません。

独居の身寄りのないお年寄りに後見人をと決まった場合、
その人は自分で後見人を付けたわけではないので、何度も何度も足を運んで始めていくそうです。
仕事を持っている人は、有給休暇を使って対応しているとのこと。
めちゃくちゃ忙しい私にできるのかな・・・と思ったりします。

それでも、これからどんどんお年寄りが増えていきます。
今の段階でも後見人のなり手が少なく、私たちのように専門職後見人のほか
市民後見人も自治体が普及しようと頑張っているようです。

仕事として考えるとなかなか難しい状況で、ほとんどボランティアですしね・・・
登録者数が少なくて難しいのでしょうね。

この講義も、私が参加するのはあと1回です。
残り1回はキャリコン講座と被るので、補講となります。
頑張って最後までしっかりと聴きます
1週間ぶりの講座です。

今日は三つの課題です。

京都地方法務局 戸籍係長 :後見登記制度について
京都市保健福祉局長寿社会部介護保険課 課長 :成年後見制度と介護保険制度との関わりについて
舞鶴公証役場 公証人 :後見人に関わる相続手続きについて

知らないことばかりで、お恥ずかしいのですが
本当に良い機会をいただいたと思っています。

介護については父の時にお世話になったので、申請の手順などを思い出しました。
昼からの公証人のお話は、とても難しくて付いていけませんでした。

お話では後見人になる方は、やはり弁護士、司法書士、社会福祉士が多いようです。
行政書士や社労士はまだまだその域に達していないとおっしゃっていました。
参入したのも遅いですし、まだまだです。

それでも以前の月間社労士に、女性の先生で成年後見人として活躍されている記事が載っていました。
ようするに本人のやる気かと!

我が家の父には財産もないので必要はないのですが
同じように認知症になった人たちが、世の中の悪に痛めつけられないようにはどうしてあげればいいのか。
そんなことを考えていて、制度を勉強したかったのです。

漠然と軽い気持ちで始めたのですが、内容はしっかりと重い内容でした。
いただく資料は素晴らしいものばかりですので、ちゃんとファイリングしようと思います。

さてさて、社労士が集まるといろんなお話を聞きます。
ここに書くことは出来ないのが残念ですが、良いお話しも多いのです。
社労士資格を取って、小規模なリにも顧問先さんを増やしていかれています。
受験生の方々も頑張って合格し、何年か後に今を懐かしく思えると良いですね。

勉強したことは本人の身になり力となります。
受験生のころ、いつも思っていました。
「勉強(知識)は裏切らない」と。
資格というのは、そうやって頑張って勉強したことの証明です。

私もあと一つだけ勉強したいです。